歯科口腔外科について
歯科口腔外科とは、「親知らず」「顎関節症」「口内炎」「腫瘍」などの症状に対して、外科処置を中心に治療を行う歯科治療です。
親知らず
親知らずの正式名称は「第三大臼歯」と言い、大臼歯(大人の奥歯)の一番後ろにあります。生え方によっては適切なブラッシングが行えなくなる場合があり、むし歯や歯周病の原因となることがあります。そのほか、痛みや腫れを発生させたり、隣の歯や歯列に悪影響をおよぼしたりする可能性もありますので、早めに治療を受けられることをおすすめします。
顎関節症
顎関節症とは、「口を動かすと音が鳴る」「顎に痛みがある」「口を大きく開けられない」そうした顎の関節や筋肉の症状全般のことを言います。若い女性に多くみられます。顎関節症には自然に治る軽度なものから、日常生活に支障をきたすほどの重度なものまでがあり、さらにそれが原因となって「肩こり」「頭痛」「食欲不振」などを招く可能性もあります。
口内炎
口内炎とは、口内や周囲の粘膜に発生する炎症です。原因は様々で、細菌やウイルスなどが原因で発生する場合もあれば、入れ歯の不具合、全身疾患により発生する場合もあります。
当院では口内炎に対して、CO2(炭酸ガス)レーザー治療を行っております。CO2レーザーには、「治療にともなう出血を抑えることができる」「痛みが少ない」「傷跡が残りにくい」「副作用の心配がない」などのメリットがあります。
腫瘍
腫瘍には良性と悪性の2種類があり、悪性腫瘍には「癌」「肉腫」「リンパ腫」「骨髄腫」などがあります。悪性腫瘍は早期治療が重要となりますので、症状が悪化する前に当院にて治療を受けられるようにしてください。