矯正歯科治療について
矯正装置を装着することで「出っ歯」「すきっ歯」「乱杭歯」「受け口」などの不正咬合を改善させる治療方法です。
しかし、矯正歯科治療の目的は、そうして歯の審美性を高めるだけではありません。矯正歯科治療により歯並びを改善させることで、噛み合わせを正して機能性を高めるという目的もあります。
矯正歯科治療に用いられる装置には様々なものがございますが、こばやし歯科では装着中も目立ちにくい透明なマウスピース型の装置をおすすめしております。
どうしても矯正歯科治療を始める際には、先程あげたような「料金」・「見た目」に関する矯正のお悩みごとがつきます。矯正治療に興味のある患者さんの多くがこの理由で断念してしまっているのではないでしょうか?
私が患者様のお口の健康や日常生活にとって絶対良いと信じる矯正治療を数多くの方に届けるための決断が、他の矯正歯科治療を行っている医院様よりも「圧倒的に低価格でしかも分かりやすい矯正歯科治療を提供する」ことと「治療期間の見た目に配慮した矯正歯科治療を行う」ことです。
ぜひ、審美席に非常に優れたマウスピースを用いた矯正治療で、周りの方に気づかれずに、綺麗な歯並びを手に入れてみませんか?
当院の矯正歯科治療
部分矯正(プチ矯正)
前歯の歯並びが気になるという方は、部分矯正をお勧めします。全体矯正と比べて短期間で、費用を抑えて歯並びを改善することができます。
当院の部分矯正では、ワイヤーやブラケットではなく、透明のマウスピースを使用します。このことにより、「目立たず・痛みの少ない部分矯正」が可能になりました。
奥歯の咬み合わせが合っていない、歯並びの乱れが大きいという場合には適応外となることもありますが、患者様によっては非常に有効な矯正方法となります。
インビザライン
透明なマウスピース型矯正装置を装着し、2週間に一度交換しながら歯を動かしていきます。最初の歯型の採取で目標とする歯並びまでの各段階のマウスピースが揃いますので、数ある矯正治療の中でも患者様のご負担の少ない治療と言えます。通院も、1~3か月に一度程度で済みます。
治療開始時には3D画像で目標とする歯並びに到達するまでのシミュレーションを行いますので、患者様もイメージしやすく、またモチベーションも向上します。
アソアライナー
当院では、透明なマウスピース型の矯正装置「アソアライナー」をおすすめしております。透明なので装着しても目立たず、営業職や受付など、仕事柄、人前で話をする機会が多い方でも安心してご使用頂けます。また患者様ご自身で取り外すことができるので、メンテナンスが容易で、食事の時にだけ取り外すということも可能です。
プレオルソ
乳歯から永久歯に生え替わる時期は、顎の発達の著しい時期でもあります。顎が徐々に完成形に近づくこの時期に、適切な歯並び・咬み合わせへと誘導する矯正装置が「プレオルソ」です。
マウスピース型の装置で、装着時間は「1日1時間+就寝中」。簡単に取り外しが可能で、ストレスなく使用していただけます。
受け口、出っ歯、歯がガタガタというお子様はもちろん、将来的な歯並びの乱れの回避のためにも有効です。また、虫歯や風邪などの原因となる「口呼吸」の改善にも役立ちます。
各矯正歯科治療のメリット&デメリット
部分矯正(プチ矯正)のメリット&デメリット
メリット
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痛みが少ない
部分矯正は、全体矯正の必要がない場合に行われます。多くの歯をずらすような移動ではなく、余裕のある部分的な歯の移動ですので、痛みが少なくて済みます。また当院では基本的にマウスピースで部分矯正を行うため、ブラケットとワイヤーを使用する部分矯正と比べても痛みは少なくなります。 -
短期間での治療が可能
部分矯正の適応となる前歯は、奥歯に比べて動かしやすく、短期間で治療を終えられます。
全体矯正の場合は2~3年程度ですが、部分矯正の場合は平均して6か月~1年で治療が終了します。 -
費用を抑えられる
装置の規模が小さくて済みますので、費用も抑えられます。 -
目立たない
当院では基本的にマウスピースで部分矯正を行います。マウスピースは、薄く透明な素材でできており、ぴったりフィットします。通常の生活の範囲内では、周囲から気づかれることはほとんどありません。
デメリット
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応症例が限られている
動かした歯がそこに長く定着するためには、ある程度のスペースが必要です。スペースがないまま無理に歯を移動させても、いずれ後戻りを起こす可能性が高くなります。後戻りの可能性が高い場合には、部分矯正はできません。
また、歯並びが大きく乱れている、奥歯が咬み合っていないといった場合にも、長期的なお口の健康を考慮し、全体矯正をお勧めすることがあります。 -
全体矯正と比べて仕上がりが劣ることがある。
部分矯正の対象は、前歯のみです。対象となる歯以外の並びは変わりませんので、患者様のもともとの歯並びの状態によっては、全体矯正と比べて仕上がりが劣ることがあります。
マウスピース型矯正装置のメリット・デメリット
メリット
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目立たない
透明の薄い素材でできており、ぴったりフィットするため、使用時も目立ちません。 -
取り外し可能
患者様ご自身で簡単に着脱していただけます。お食事、歯磨きの際のストレスがありません。ブラケットとワイヤーを使った矯正ではよく見られる、装置に食べ物が詰まる、歯磨きがしにくい、ということもありません。 -
違和感が少ない
装着時の違和感は、あらゆる矯正装置の中でももっとも少ないと言えます。発音しにくい、口内炎ができやすい、といったこともありません。 -
痛みが少ない
マウスピースは、微弱な力で一定の力が加わるように設計されています。多くの方が、ほとんど痛みなく治療を終えられています。 -
金属アレルギーの方でも使える
金属が使用されておりませんので、金属アレルギーの方でも安心してご使用いただけます。
デメリット
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適応症例が限られる
マウスピースによる矯正に限ったことではありませんが、すべての症例に適応するわけではありません。特に長い距離を動かす必要がある場合や、ガタガタの歯並び(叢生)の場合には、使用できないことがあります。 -
自己管理が必要
マウスピースは患者様ご自身で簡単に着脱することができます。それ故、「指定された時間、きちんと装着する」という意志が必要になります。装着時間が不足していると、治療が長引いたり、十分な効果が得られなくなります。
プレオルソのメリット&デメリット
メリット
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負担少なく、正しい歯並びへと誘導
永久歯への生え替わりの時期にプレオルソで治療を行っておくことで、その後の本格的な矯正装置が不要になったり、簡単な治療で済むようになります。
少ない負担で歯並びの乱れを予防できるのがこの装置です。 -
「口呼吸」から「鼻呼吸」に移行
私たちは本来、鼻呼吸をするべき生理を持っています。口呼吸が癖になると、口内が乾燥し、虫歯や将来的な歯周病のリスクが上昇します。また、口には鼻のように外気からの異物をキャッチしたり排出したりする機能がありませんので、細菌・ウイルスを身体に取り込みやすくなってしまいます。
ただ、「鼻呼吸をしなさい」と言ってもすぐに治るものではありません。プレオルソを使用することで、鼻呼吸へと自然に移行する可能性が高まります。 -
簡単に取り外せるから、ストレスは最小限に
固定式の矯正装置の場合、痛み、不快感が生じてもすぐには取り外せません。プレオルソは簡単に着脱ができますので、「どうしても嫌」というときにはすぐに取り外せます。装着時間は「1日1時間+就寝中」ですので、別のタイミングで使用すれば問題ありません。 -
周囲を気にせず治療を続けられる
プレオルソの装着時間は、「1日1時間+就寝中」です。学校、習い事、遊びの時間に外していても、ご自宅だけで十分に達成できる時間です。お子様の精神面においても、ご負担少なく続けられる矯正治療です。 -
快適に使用できる装着感
医療用ポリウレタンでできていますので、やわらかく、装着感に優れます。小さなお子様も嫌がりません。また、金属アレルギーの心配もありません。 -
歯型取り不要で、気軽に治療を始められる
プレオルソは既製品ですので、歯型取りは不要です。ご負担少なく治療を始められます。 -
調整が簡単だから、費用が抑えられる
プレオルソは、本格的な矯正装置と比べて調整が簡単です。そのため、費用も抑えられます。
デメリット
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お子様のやる気が必要
何より、お子様がプレオルソの治療に前向きであることが重要です。強制するよりも、遊び感覚、約束事感覚で取り組んでもらう方が、前向きになれるようです。 -
ご家族のご協力が必要
お子様が装着を忘れているときには、保護者様に使用を促していただく必要があります。 -
本格的な矯正治療が必要になることも
プレオルソは、必ずしもそれだけで正しい歯並びを完成させるものではありません。後々に、本格的な矯正が必要になることもあります。
マウスピース矯正が向かないケース
デコボコが強い(重度のガタガタな)歯並び
マウスピース矯正は、移動量には限界があるため、強い凸凹の歯並びには向いていません。従来のワイヤーとブラケットによる矯正装置が適応になります。
骨格性の歯並びの異常
どこでマウスピース矯正治療を受けるのがいいの?
国民の歯並びに対する意識も高まり、マウスピース矯正を導入する歯科医院が増えてきています。
これは当院の特徴にもなるのですが、患者さんや知り合いには、「矯正歯科治療のことを分かっている歯科医院」、かつ、「一般治療も同時に院内でできる歯科医院」がよいと答えています。
歯並びやお口の病変の状態は十人十色。アソアライナー単体の治療だけで終わるだけならよいですが、治療前後・途中には、クリーニング、虫歯・神経(根)・歯茎の治療、ワイヤー矯正や白い詰め物との併用治療、歯周病の治療、…等々、さまざまな治療やケアが絡んでくることも多いためです。
どうせなら、マウスピース矯正をその医院で受ける際には、その担当ドクターが、さまざまな分野の治療にすべて対応し、一つの院内で解決出来たほうがわずらわしさがなくて済むかと思います。
マウスピース矯正にご興味のある方は、お気軽にご相談いただければと思います。
どこまで綺麗な歯ならびになるの?
費用を抑えて、見える部分だけを手軽に矯正したい
短期間で、費用を抑えて、前歯だけを治せるのが「部分矯正」です。
さらに当院の部分矯正は、基本的にマウスピースを使用して行います。そのため「目立たず・痛みの少ない部分矯正」が可能になっています。
全体矯正と比べると適応は限られるものの、条件に合った患者様にとってはデメリットも見当りません。
「自分には合ってるのかな」と気になった方は、お気軽にご相談ください。
こばやし歯科の治療はこんな方におすすめ
- 誰にも気づかれずに矯正治療を受けたい
- 金属ワイヤーの矯正装置を装着することに抵抗感がある
- 仕事柄、矯正装置が目立つのは困る
- 気になる部分だけを矯正したい(プチ矯正)